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HARVARD SQUARE REVIEW + hitomedia™







ハーバードビジネススクールの授業

こんにちは。


何とはなしに始まった2学期もはや半分近くが過ぎようとしています。かなり玉砕気味だった1学期に比べ、ようやく発言もコンスタントにうっていく事ができ、少しずつ安定軌道にのりつつあります。実は自分の得意分野だったBGIE(Business, Goverment, and the International Economy)に時間をさほど時間をかけなくても良い分、Strategy, Leadership and Corporate Accoutabilityなど他の科目に時間を割くことができ、正の相乗効果が生まれています。


さて、今回はハーバードビジネススクールの授業について取り上げたいと思います。全米にはアントレやマーケティング、ファイナンス、はたまた立地など色々な特色を打ち出す学校がありますが、ハーバードビジネススクールは明確にプライベートセクター(営利/非営利問わず)のリーダーを育てるという明確な意思があり、2年生のプロジェクトものを除けばケーススタディ100%の授業となっています。基礎的な知識はやや乱暴に言えば教科書とその都度渡される独自のチュートリアルでカバーしておくことが求められ、初回の授業から実際のケースに基づいた意思決定を求められます。学生のバックグラウンドは初回のブログで書いたとおりですが、ハーバードビジネススクールの場合個々の学生に何かしらのバックグラウンド(ファイナンス、ストラテジー、マーケティングなど)があることがほぼ前提になっており、その他バックグラウンドが無い科目は毎朝行うスタディーグループやセクションで補わせ、学生に可能な限りのレバレッジをかけさせる仕組みとなっています。その為、私の場合各科目貯金が無かった1学期は言葉通り大変な苦しみを味わう結果となりました。


さて、そのようなストレッチの多い濃い学生生活ではありますが、ハーバードビジネススクールの場合他のビジネススクールには恐らくあまり見られない一つ大きな特色があります。それは1年次の全科目必修制(クラスも1年間同じ)です。ハーバードビジネススクールでは1年次各クラス90人のセクション制をしいており、1年間で11科目同じ面子、固定席で授業を受け続けることになります。先にも述べたようにハーバードビジネススクールではマネジメントに必要な実践的な知識およびマインドを育てることを目指しているため、初めの1年間で経営における土台部分(狭義のリベラルアーツとも言うのでしょうか)を構築させるカリキュラムを取っています。


具体的には1学期はFRC(Financial Reporting and Control), FIN1(Finance 1), MKT(Marketing), TOM(Technology and Operation Management), LEAD(Leadership)となっており、2学期はFIN2(Finance2), LCA(Leadership and Corporate Accountability), STRAT(Strategy), BGIE(Business, Goverment and the International Economy), TEM(The Entrepreneurial Manager), NEG(Negotiation)となっています。各クラスに投資銀行、プライベートエクイティ、コンサルティング、マーケティング、起業家、弁護士、Ph.D(物理学、薬学など)、米軍、NPO出身者などがバランスよく配置されており、各ケースで過去の経験(たとえばKKRのディールなど)を各学生に半ば強制的に発言させることで、可能な限りのナレッジシェアリングを行わせ各学生の学びとさせるわけです。私の場合4年間の商社経験では正直貢献が難しく、学生時代から時間が空いたときに読みふけっていたハーバードビジネスレビュー(日本語版)やエコノミスト(The Economist)の知識を頼りにBGIEやSTRATで頑張る、もしくは韓国やシンガポールなどアジア関連のケースで発言点を稼いでいくことになります。逆にアメリカでのFiducially Dutyやアメリカ特有の背景知識の無い授業では、仏のようにただ固まっているというような展開となるわけです。


なんか長くなりそうなので、いったんここで切り上げ次回から各科目の紹介および成績評価について具体的に書き記していくことにします。

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コメント

コメント627. ちょっと気になって|2009/12/05 00:11

一つ前のお知り合いの方からのコメントのあと、桑島さんの書き込みがないので、とても残念です。 万人が見ているブログに、知り合いが、個人的なアドヴァイス、指摘を長々と載せるのはいかがなものでしょう。

ビジネススクールの様子を読ませていただくのを楽しみにしています。

コメント617. 徳永雄次郎|MAIL|2008/12/29 15:50

桑島、元気にしてるか?雄次郎です。

和敬メンバーに桑島が留学していることを聞き、このサイトに辿り着いたよ。いやぁ~、桑島がHBS生か。俺の中のHBSのプレゼンスがエアポケットに入ったときのように、超急降下したよ。もう、ゴリ落ち(笑)

このコメントが投稿後どのような形で使われるのか分からないので当り障りのないことを書きます。(時間あるときで構わないから、一度メール返信頂戴)

ブログを読んでまず感じたことは、「ライブ感が全く無い」ってこと。桑島が苦労していることは、よく分かるけど、具体的に何が原因でそうなっているかがよく伝わってこないよ。
例えば、英語で苦労している話にしても、HBS生であればTOEFL等のテストではそれなりの高得点を取っているはず。では、なぜディスカッションでは苦労するのか?そこには、何が欠けているのか?そこを埋める為にはどんな準備をすれば良いのか?といった桑島しか分からない生の声、分析を読者は期待してると思うよ(自分も含め)。
何かこれまで世に出ている情報をかき集めたような、HBSを知らない自分でもゴーストライター出来そうな内容にちょっと寂しさを感じます。

自分なりに分析し、文書化することで頭の整理にもなると思うし、今後の対応策への準備にもなると思うから、忙しい中であっても絶対自分自身のためになるはず。
ライブ感ある内容を期待してます。(こんなこと聞かせて、ってネタはたくさんあるので、それは追々伝えたいと思います)

桑島自身も認識しているように、強靭な精神力・体力を持つお前がこんなに苦労しているということは、いかにHBSが過酷かということがよく伝わってくるよ。悔いの無いよう、思いっきり頑張ってね。応援してます。ほなほな。

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プロフィール

ハーバードブロガー:桑島 浩彰
桑島 浩彰(くわじま ひろあき/Hiro)
1980年京都生まれ金沢育ち、北陸をこよなく愛する26歳。現在ハーバードビジネススクールにてMBA取得に向け格闘中。2003年東京大学経済学部卒業後、大手総合商社にて4年間コーヒー豆取引にて主にアジア・アフリカを担当。私費留学。出身地及び商社勤務中の経験から、国内外の経済格差解消を生涯の目標に現在ボストンにて修行中。

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