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ハーバード大学で一番人気のある授業

○ハーバード大学で最も人気の高い授業とは
昨年度、ハーバード大学(College)で最も人気のあった授業は、


1位:ポジティブ心理学(855名)
2位:経済学入門(688名)
3位:リーダーシップの心理学(550名)


であるが、実は1位と3位の授業は同じ先生が教えている。
彼の名は、Tal Ben-Shahar(タル・ベンシャハー)。


彼が初めて「ポジティブ心理学」をハーバードで教えたのは、2002年のことであった。そのときの受講者は、僅か6名であった。


2003年、受講者は380名に増えた。20%を超える受講者が、「人生を変える授業であった」と評した。翌年、受講者は800名を超え、ハーバードで最も人気のある授業となった。


2つのクラスをあわせると、実にハーバードの学生の5人に1人が、彼の授業を受講している事になる。


一体、彼は何者か?


○ポジティブ心理学とは何か?


従来の心理学は、怒り、恐れ、不安、鬱、などのネガティブな現象に注目してきた。
一方で、特に1990年代後半から、従来の流れに逆らうように、幸せ、喜び、人生の充足など、人間のポジティブな現象に注目し、「幸せに生きるためには何が大事なのか?」、アカデミックな研究が盛んになった。


幸せや人生の充足などのテーマは、従来は宗教や自己啓発セミナーなどが中心となり、大きな成果を挙げてきた。その証拠に、本屋のコーナーには必ず、「自己啓発コーナー」なるものがある。


だが一方で、経験則やカリスマ的人物に頼ったその「自己啓発」の手法は、どこか胡散臭いイメージをぬぐいきれないでいたのも、一方で事実だろう。


ポジティブ心理学は、「人の幸せ」という曖昧模糊とした概念に、堅牢な理論的基盤を与える学問として誕生した。


○幸せへの道


Tal Ben-Shaharは言う。


「ポジティブ心理学を学ぶことで、今よりも幸せな(happier)な自分になりましょう-宝くじの当選、仕事上の成功、永遠の恋人との出会い、ということではなく。」


では、そのポジティブ心理学の真髄とは何か?
詳しくは、彼のWebサイトに詳しいが、その要点を2つにまとめると以下の通りである。


①ネガティブな感情(悲しみ、恐れ、心配など)を感じる自分を、受け入れること
②喜びや意味を感じられる活動に、定期的に参加すること


なるほどと思わされる。

ちなみに、Tal Ben-Shaharの授業は、ネット上での受講が可能である(英語)。


ポジティブ心理学のコース・ウエブサイト


興味のある方は、是非受講してみては、いかがだろうか。


参照記事:
Boston Globe誌 "Harvard's crowded course to happiness"
Harvard Crimson誌 "Psych Courses Draw Full Houses" "The Science of Smiling"

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