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新学期の授業-2 "International History"

リーディングの量では断トツで最も負担の重い科目がこれ。三ヶ月の間に13冊の本と分厚いドッジファイルの資料を読み込む予定です。この量ですと一回の授業に300ページなどもざらになってきます・・

コース概要は「意思決定者は歴史から推論を行う。現在の状況は過去に起きた事例の「ようなもの」-例えばイラク戦争とベトナム戦争-と言われることがある。あるいは「フセインはかつて核開発を行っていた。従って今は核兵器を持っているに違いない」という(必ずも正しくない)議論のように現在の状況は過去からtraceされることもある。このコースの目的は、時空を超えてtrend-lineについて考える能力を身につけさせることである」となっています。

何と言ってもこのコースのウリは教授。アーネストメイなのです。

彼は「歴史の教訓」の中でこう述べています。

私が立証しようとしたのは、政府部内の人にとって歴史が重要であるという事実である。きわめて不確実な条件で決定を行う人が未来を予測しようとするとき、彼らは必ず、過去に起こったと自分らが信じる事実に照合して予測を行う。現在に対する彼らの見解を作るものは、かつて発生したと彼らが信じている事柄である。だが、彼らは過去に関して、あまりにも浅薄で誤った知識しか持ち合わせていないことが多い。しかも不十分な情報しか持たないために、しばしば貧弱な推論しか下すことができない。

世界的な大家の授業を受けられるのは本当にゾクゾクします。ただ難点は80歳にならんとしている教授の英語が聞き取りにくいことでしょうね・・

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プロフィール

山崎 貴弘
山崎貴弘(やまさき たかひろ)
MPI(Management Policy Institute)フェロー。2002年京都大学法学部卒業。現在、ハーバード大学Kennedy School of Government、MPP(Master in Public Policy)プログラム在籍中。Ezra Vogel教授の元で開催されるハーバード松下村塾幹事(2007年度)。
MPI:http://www.mpi-net.org/

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