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新学期の授業-3 "Intensive Writing for Policy and Politics"

新学期の授業-3 "Intensive Writing for Policy and Politics"
これはわずか6週間の集中ライティングコース(単位は半分)で、ネイティブかつ「advanced writer」のためのもの、らしいです(授業説明時に「英語が不得手とか文法の間違いなど問題外」と念押しされました)。しかし、せっかくの機会なので受講することにしました。

先日ご紹介した歴史の授業がリーディング負荷No.1なら、正味の負荷が最も高いのがこの授業でしょう。通常レポートは一科目につきせいぜい3回程度(各々数ページ)というのが標準ですが、この授業は6,000字のファイナルペーパーに加え、月・水毎回ライティングアサインメントが課されます。文字通りネイティブにとっての"Intensive"なので恐ろしい限りです。コース概要にも何やら不吉な言い回しが・・

「Intensive Writingへようこそ。この6週間のコースは君たちをexpert writerへ変えるためのものである。このコースは経験の有無を問わないが、文法の使用法など基礎的な事項を扱うものではない。従って、英語が不得手な学生には薦められない。そのような(低い)レベルではなく、君たちを優れたwriterとするのに必要な戦略・テクニック・スキルなどを教示するためのものである。また、それらの習得に没頭できる厳しい環境を提供するものである」

興味深い点は、この科目がKSGの授業群の中で"PAL/Political Advocacy and Leadership"に分類されていることです。全部で15の群(例えば歴史の授業は"ISP/International Security and Political Economy"に分類されます)がありますが、ライティングの授業がリーダーシップ・アドボカシー(提唱)に分類されているのです。

「ライティングスキルによって人を動かす」という概念は日本では聞かない気もしますが、我々のアウトプットというのはOralとNon-Oralに大別できます。そこで前者に必要なベーシックスキルがPublic Speaking、後者に必要なそれがWritingと考えれば分かりやすいかもしれません。特に米国の学生はこの二つを学部生(あるいは高校生)時代からしっかり学んでいるとのことなので、私も残った後者を身につけて帰りたい、という按配です。

昨秋倫理の一回目のペーパーで「残念ながら書いてあることの意味が分からない。次回はライティングチューターに相談してから提出しなさい」という極めて生産的なコメントをもらった私が生き残れるのか謎ですが10月後半からしっかり頑張りたいと思います。

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プロフィール

山崎 貴弘
山崎貴弘(やまさき たかひろ)
MPI(Management Policy Institute)フェロー。2002年京都大学法学部卒業。現在、ハーバード大学Kennedy School of Government、MPP(Master in Public Policy)プログラム在籍中。Ezra Vogel教授の元で開催されるハーバード松下村塾幹事(2007年度)。
MPI:http://www.mpi-net.org/

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